M&A NEWS

2011/07/28

パナソニック<6752>、三洋電機の白物家電事業を中国家電大手のハイアールに売却

パナソニックは、子会社の三洋電機が手がける白物家電事業を中国家電大手の中国海爾集団公司(ハイアールグループ)(山東省)に売却することを発表した。

三洋電機の洗濯機事業と家庭用冷蔵庫事業はパナソニックグループ内で重複しており構造改革を必要としていた。

譲渡するのは、家庭用・業務用洗濯機を製造・販売する三洋アクア、家庭用洗濯機を製造する湖南電機の三洋が保有する株式、家庭用冷蔵庫を設計・開発するハイアール三洋エレクトリックと家庭用冷蔵庫を製造するハイアール・エレクトリック・タイランドの三洋が保有する株式、東南アジアにおいて冷蔵庫・洗濯機などを製造・販売する三洋HAアセアン(ベトナム)、製造する三洋インドネシア、販売する三洋インドネシア販売、三洋フィリピン、三洋セールス・アンド・サービス(マレーシア)。

ハイアールは取得後も、ベトナムやインドネシア、フィリピン、マレーシアで一定期間は「SANYO」ブランドで特定の白物家電やテレビを販売するという。

譲渡価額は未定。譲渡予定日は2012年3月末。

関連情報

M&A案件情報「SMART」SMART

譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。