M&A NEWS

2011/04/28

フルキャストホールディングス<4848>、通信商材の販売代理子会社を譲渡

フルキャストホールディングスは、子会社で通信商材の販売代理やコールセンター業務を手掛けるフルキャストマーケティング(東京都品川区。売上高69億円、営業利益△2億8600万円、純資産1億1500万円)の所有株式の一部を、電子部品検査機器メーカーの東京ウエルズ(東京都大田区)に譲渡することを決議した。所有比率は現在の54.4%から40.4%に下がり、連結対象外となる。

同時に、フルキャストマーケティングは東京ウエルズ代表取締役社長の窪田芳郎氏と光通信<9435>に対して第三者割当増資を実施する。これにより、フルキャストホールディングスが所有するフルキャストマーケティングの株式はさらに下がり、33.3%となる。

不振が続いたフルキャストマーケティングの営業支援事業は、人員削減などの再建計画が功を奏し黒字に転換していた。しかし、フルキャストホールディングスは新規ビジネスの中古携帯販売事業を拡大するため、同社を譲渡することとした。

株式譲渡価額は2億円。増資の発行総額は3億円。譲渡予定日および増資の払い込み期日はともに2011年5月2日。

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