M&A NEWS

2010/11/09

コンビ<7935>、MBOで非公開化へ

コンビは、MBO(経営陣による買収)の一環としてTOB(株式公開買い付け)を実施し、株式を非公開化すると発表した。コンビの松浦弘昌代表取締役社長が代表者の買収目的会社パインホールディングス(東京都千代田区)がTOBを実施し、全株式の取得を目指す。コンビはTOBに賛同を表明しており、TOB成立後は上場廃止となる。

コンビはベビー用品総合メーカーとしてグローバルに事業を展開してきたが、国内市場の縮小傾向や個人消費の低迷により厳しい経営環境にある。中長期的な視点で抜本的な構造改革を進めるには株式の非公開化が最善と判断した。

TOBの買付価格は1株あたり1000円。TOB公表前営業日である2010年11月8日の対象株式の終値684円に対して46.2%のプレミアムを加えた。TOBの買付予定数は1220万9621株(下限は919万6168株)。買付代金は最大122億962万1000円。公開買付期間は2010年11月10日から12月27日まで。決済の開始日は2011年1月5日。

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