M&A NEWS

2009/11/04

パナソニック<6752>、三洋電機<6764>をTOBにより子会社化

パナソニックは三洋電機をTOB(株式公開買い付け)により子会社化すると発表した。買付株数に上限を設定していないため、三洋電機は上場廃止となる可能性がある。その場合には、上場を維持するための方策を協議するとしている。

パナソニックは三洋電機を傘下に収め、ソーラー事業、リチウムイオン二次電池事業(モバイルエナジー)を強化するほか、全社調達コストや物流関連コストの削減といった相乗効果を目指す。

株主のエボリューション・インベストメンツ(大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツ)、三井住友銀行、オーシャンズ・ホールディングス(米ゴールドマン・サックス・グループの関連会社)はTOBに応募することで合意している。

買付価格は1株あたり131円で、公表前営業日の終値228円に対して42.5%のディスカウントを実施。買付予定数は30億7098万5000株で、買付総額は4022億9900万円。

買付期間は2009年11月5日から12月7日まで。決済の開始日は2009年12月11日。

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