M&AニュースM&A NEWS
2022/06/03
ケイブ<3760>、スマホゲーム開発のでらゲーを子会社化
ケイブは、スマートフォンゲーム開発のでらゲー(東京都渋谷区。売上高89億7000万円、営業利益13億5000万円、純資産82億8000万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。ケイブは2021年5月期まで5期連続の営業赤字を計上し、22年5月期も赤字が避けられない状況にあり、収益源となる有力なゲームタイトルの投入が急務になっている。でらゲーは2010年設立で、代表作「モンスターストライク」で知られる。取得価額は50億2300万円。取得予定日は2022年9月1日。
ケイブは2015年に発売したヒット作「ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~」が全売上高の約3分の1以上を占める。ただ、「ゴシックは魔法乙女」への業績依存が大きいうえ、発売からすでに7年が経過。この間、韓国から輸入したゲームタイトル「ロード・オブ・ダンジョン」、新規オリジナルタイトル「三極ジャスティス」などを発売したが、「ゴシックは魔法乙女」に並ぶ収益源に育てることができないでいた。
関連情報
M&A案件情報「SMART」SMART
譲渡や買収情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。
ご成約インタビューINTERVIEW
-
INTERVIEW No.4141
M&A戦略で成長を目指す飲食企業が
老舗パン工房を子会社化
シナジーを生み出す新業態に挑む- #後継者不在
- #地方創生
- #戦略的M&A
- #老舗
- #外食・食品関係
-
INTERVIEW No.4040
複数企業をグループ化して成長中
ユニークな社内広報施策により
組織融和や一体感の醸成を実現- #選択と集中
- #組織再編
- #戦略的M&A
- #物流・運送