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2025/11/14
ティーケーピー<3479>、婚礼事業のエスクリ<2196>を子会社化し、傘下のノバレーゼ<9160>と経営統合
貸会議室大手のティーケーピーは、保有するエスクリのA種種類株式に付与された普通株式を対価とする取得請求権の一部を11月14日付で行使した。議決権比率が行使前の19.62%から53.76%に高まり、エスクリが子会社となった。これに伴い、ティーケーピー傘下のノバレーゼはエスクリと2026年4月1日に合併することを決めた。ノバレーゼとエスクリはいずれも婚礼事業を手がけ、現在、東証スタンダードに上場する。両社の統合により、国内最大級のブライダルグループが誕生する運びだ。
ティーケーピーは昨年12月、ノバレーゼをTOB(株式公開買い付け)を通じて子会社化した。エスクリとは2020年に資本提携(約13%出資)した後、今年1月にA種種類株式を取得。さらに6月に普通株式を追加取得して持ち分法適用関連会社化していた。
ノバレーゼとエスクリの合併は両社の経営資源の最適化と事業シナジー(相乗効果)の最大化を目的とするが、ティーケーピーが主力とする貸会議室事業との補完関係も期待されている。
貸会議室はビジネス利用のため平日が繁忙期で、土日は閑散期。これに対し、婚礼施設の稼働は真逆であることから、貸会議室を利用する顧客に婚礼施設を紹介し、展示会、パーティーなどの企業イベントを送客し、平日の稼働を高めるといった取り組みを進めている。
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