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2022/11/29

星光PMC<4963>、鳥取大学発ベンチャーのマリンナノファイバーを子会社化

星光PMCは、鳥取大学発のベンチャー企業で新素材開発のマリンナノファイバー(鳥取市。売上高3000万円)の株式85.4%を取得し、子会社化することを決めた。新たにヘルスケア分野の技術を取り込むことで、ナノファイバーを中心とする事業ポートフォリオを拡大する。取得価額は非公表。取得予定日は2023年1月11日。

マリンナノファイバーが手がけるのはカニやエビといった甲殻類の外殻やキノコの細胞壁などの主成分である「キチン」やその加水分解を特殊加工してナノレベルの超極細繊維にした新素材。水への分散性に優れ、高い保湿性や被膜形成力、抗炎症効果などさまざまな生理作用があるとされ、化粧品やペットケア製品などヘルスケア分野を中心に事業を展開している。

星光PMCは木材由来のセルロースをナノレベルに解繊した新素材を開発し、主に工業分野をターゲットにしている。

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