M&Aニュース
M&A NEWS
2017/12/12
明治ホールディングス<2269>、化血研のワクチン事業などを取得
明治ホールディングスは、一般財団法人化学及血清療法研究所(化血研、熊本市)から人体用ワクチン・動物用ワクチン事業などを取得することを決めた。化血研が設立する新会社に対象事業を移管し、その会社の全株式を取得する。ワクチンの国内販売力強化や、動物用医薬品事業の拡大、バイオ医薬品の創薬研究力の強化などを見込む。取得価額は180億円。取得日は未確定。対象事業の直近売上高は266億円。
受け皿となるのは、明治HDが熊本県企業グループなどと出資して設立する買収会社。出資比率は明治HDが29%、子会社のMeiji Seikaファルマ(東京都中央区)が20%、スキンケア商品「ドモホルンリンクル」で知られる再春館製薬所(熊本県益城町)などの熊本県企業グループが計49%、熊本県が残りの2%を保有する。買収会社と新会社の取締役の過半数を明治グループが指名し、いずれも明治HDの子会社となる。その後、新会社が買収会社を吸収合併する。
化血研は国の承認とは異なる方法で血液製剤を製造し、その事実を組織的に隠ぺいしていたことが2016年に発覚。国から組織の抜本的な見直しを求められていた。
関連情報
M&A案件情報「SMART」SMART
譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。
ご成約インタビューINTERVIEW
-
INTERVIEW No.120
保育ニーズに応え、社会課題を解決
M&Aによる事業成長と、地域を支える保育・福祉の未来- #創業者
- #成長戦略
- #戦略的M&A
- #アフターM&A
- #介護・医療
-
INTERVIEW No.119
上場から一転、M&Aで全株を譲渡
ヤマエグループに参画して描く
親子で挑む事業拡大への道- #成長戦略
- #事業拡大
- #戦略的M&A
- #従業員雇用
- #建築・土木