M&Aニュース
M&A NEWS
2017/01/09
武田薬品工業<4502>、米医薬品会社ARIAD Pharmaceuticalsを買収へ
武田薬品工業は米子会社を通じて、がん関連医薬品の研究開発・販売を手がける米ARIAD Pharmaceuticals,Inc(マサチューセッツ州。売上高約138億円、営業利益約△254億円、純資産約△120億円)をTOB(株式公開買い付け)により買収することで合意したと発表した。株式取得価額は約6310億円(約54億ドル)。買収はARIAD Pharmaceuticals,Incの取締役会で承認されており、2017年2月末までに完了する予定。
ARIAD Pharmaceuticals,Incは、慢性骨髄性白血病を対象とする治療薬「Iclusig」や、遺伝的要因による非小細胞肺がん治療薬「brigatinib」を保有している。「Iclusig」の2016年の売上規模は約200億円前後。臨床段階にある「brigatinib」は画期的な治療薬で、年間約1160億円(10億米ドル)を超える売り上げを達成できる可能性があるという。買収により武田薬品は血液がん領域の強化を図る。買収資金は最大約4670億円(40億ドル)の新規負債による資金と手元資金を充当する。
買付価格は1株当たり約2800円(24.00米ドル)。取得予定株式数は1億9438万9661株。
買付期間は2017年1月から2017年2月。
関連情報
M&A案件情報「SMART」SMART
譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。
ご成約インタビューINTERVIEW
-
INTERVIEW No.119
上場から一転、M&Aで全株を譲渡
ヤマエグループに参画して描く
親子で挑む事業拡大への道- #成長戦略
- #事業拡大
- #戦略的M&A
- #従業員雇用
- #建築・土木
-
INTERVIEW No.118
DtoCで切り拓くテレビの未来
RKB毎日ホールディングスが仕掛ける革新的戦略- #成長戦略
- #事業拡大
- #戦略的M&A
- #小売業
- #製造業