M&A NEWS

2016/09/13

帝人<3401>、自動車向け複合材料成形メーカーの米Continental Structural Plasticsを子会社化

帝人は米国持ち株会社のTeijin Holdings USA, Inc.を通じて、北米最大の自動車向け複合材料成形メーカーのContinental Structural Plastics Holdings Corporation(CSP、ミシガン州。売上高647億円)の全株式を取得し子会社化すると発表した。自動車の車体軽量化や高強度化に対応するため、自動車向け複合材料製品事業の展開を加速するのが狙い。自社の炭素繊維複合材料技術をCSPの製品に活用することで、自動車メーカーに対してより広範なソリューションが可能になる。取得価額は約843億円。取得予定は2016年12月。

CSPは1969年の設立以降、自動車の軽量化のための樹脂製部品を北米の自動車メーカーに提供。なかでもガラス繊維強化複合材料(GFRP)などの熱硬化性複合材料を使用した部品などで、米国の主要自動車メーカーと強いつながりを持つ。米国に10の生産拠点を持ち、メキシコやフランス、中国にも進出している。

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