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GMOインターネット、OMAKASEを株式交付で子会社化

GMOインターネット株式会社が、予約困難な飲食店に特化した予約管理サービス「OMAKASE」を展開する株式会社OMAKASEの株式61.5%を株式交付で取得し、子会社化した。

「OMAKASE」には、グルメガイドにおいて高い評価を獲得している予約困難な国内飲食店を始めとして230店舗以上が掲載されており、登録ユーザー数は25万人となっている(2021年5月現在)。

GMOインターネットは今回の買収でEC支援、決済を始めとする幅広い事業領域におけるノウハウと、OMAKASEが持つ顧客基盤や予約管理サイトの運営ノウハウを融合させることにより両社の企業価値向上させることが狙い。

今回のM&Aは、2021年3月1日に施行された改正会社法において導入された株式交付制度を活用したもの。譲渡企業の株主に対して、買収企業の株式が対価として交付されることになる。株式交換の場合は譲渡企業の株式を100%取得することによる子会社化となるが、株式交付の場合は一部株式を創業者に残すことが出来るため段階的な資本業務提携が可能になる。