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デジタルハーツホールディングス<3676>、IT人材プラットフォーム事業展開のアイデンティティーを子会社化

デジタルハーツホールディングスは、フリーランスエンジニア等のIT人材を対象に、フリーランスマッチング、人材紹介や人材派遣といった人材サービスを提供するアイデンティティーの発行済み株式約100%を取得し、完全子会社化したと発表した。アイデンティティーの2020年7月期の売上は12.6億円、営業損益▲1.2億円、純資産4億円の中、取得金額は16億円。

同社の人材登録プラットフォームであるtechcareerシリーズでは、業界トップクラスのフリーランス求人案件数を誇り、福利厚生や教育支援等の幅広い登録者へのサポート体制を備えている。techcareerシリーズへの登録者数は毎月100人超のペースで増加を続け、現在では11,000人を超える水準に達している。

デジタルハーツホールディングスはこの買収によりエンジニア人材プールを有することになり、獲得した豊富な人材をベースに、ITプラットフォーム企業として次の成長を目指す。

アイデンティティー創業者の今野力社長は、エンジニアとしてのキャリアを8年積んだのちに、大手IT企業、ベンチャー企業にて、営業・人事など経営に必要なスキルを身につけ、2008年8月に当社を設立。2018年7月には DGインキュベーション、Spiral Ventures、SMBCベンチャーキャピタルから合計約4億円を調達していた。