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ワールド、ラクサス・テクノロジーズを子会社化

アパレル大手のワールドは、ブランドバックのレンタルサービスを手掛けるラクサス・テクノロジーズ(以下ラクサス)を子会社化すると発表した。発行済み株式の62.5%を約43億円で取得する。

ラクサスは2006年8月設立で、2015年2月からブランドバッグに特化した月額6,800円(消費税別)でのサブスクリプション型レンタルサービス「Laxus(ラクサス)」を展開している。有料会員数は約2万人、2019年7月期の売上高は13億円、営業利益は5百万円、純資産は8億円。ここまで投資ファンドのWiLを中心に20億円以上を調達している。

ワールドは人材含めた様々なリソース・ノウハウ提供に加え、100億円規模の成長資金面の支援を行っていく予定で、ラクサスが将来的に株式公開(IPO)を実現しうる企業体質・事業基盤を確立することも目指すとのこと。

代表の児玉昇司氏は1976年9月生まれ、広島県広島市出身。1995年4月早稲田大学理工学部入学半年後に最初の起業をし、会社売却などを経たシリアルアントレプレナーで、4度目の起業としてラクサスを2006年8月に創業。買収後も代表取締役社長として継続する予定。