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ベクトル、人事関連クラウドサービス展開のあしたのチームを買収

ベクトルは、人事関連クラウドサービス展開のあしたのチームの株式51%を3,228百万円で買収すると発表した。

子会社であるVector Group International Limitedが保有していた株式を加えると、ベクトルグループとして54.1%を保有することになる。

ベクトルは当該買収発表の前日に設立したベクルーティング社のRPO(採用アウトソーシング)サービスと、あしたのチームの組織マネジメントサービスにより、人材領域を強化し、グループのさらなる成長につなげていくようだ。

あしたのチームは2008年9月25日設立し、企業の人事評価制度の導入や運用の支援事業を中心とする人事関連クラウドサービスを展開。2018年3月期で売上は2,760百万円、営業利益234百万円。創業者で代表取締役会長の髙橋恭介氏は東洋大学経営学部卒業後、興銀リースに入社。その後プリモ・ジャパンに転身、副社長として人事業務に携わった後に当社を設立し代表取締役に就任。2018年6月より代表取締役会長に就任している。