事例で知るM&A

  1. ホーム
  2. 事例で知るM&A
  3. M&Aニュース
  4. 2010年
  5. 日立メディコ<6910>、アロカ<7704>の株式に対する公開買付を開始

M&Aニュース 2010年

日立メディコ<6910>、アロカ<7704>の株式に対する公開買付を開始

2010年11月8日

日立の医療機器子会社である日立メディコは、アロカを完全子会社化することを目的として、同社の株式を公開買付により取得する。
日立メディコは、アロカの大株主である日清紡ホールディングス、日本無線、新日本無線のそれぞれとの間で公開買付応募契約書を締結し、日清紡ホールディングス、日本無線、新日本無線が保有するアロカ株式の全てを今回の公開買付に応募する旨の合意をしている。また、アロカも今回の公開買付に対して、賛同を表明している。

アロカは、医療機器の製造販売を目的として日本無線の医療機器部門から独立して設立され、診断用超音波装置、医用分析装置を中心とした医療機器の研究開発、設計、製造、販売、保守サービスまでを一貫して手掛ける医療機器メーカー。

医療機器業界では、世界的な総合医療機器メーカーである海外の競合各社が、近年、M&A等で業容を急速に拡大しており、企業間競争は熾烈を極め、その他のメーカーの経営を取り巻く環境はますます厳しいものとなっている。
こうしたなか、両社が一体となって運営することが、両社の診断用超音波装置事業、並びにアロカのその他の全ての事業においてシナジーを実現し、両社の企業価値を拡大するために非常に有益であると判断した。

公開買付期間は、平成22年11月9日(火曜日)から平成22年12月27日(月曜日)まで。
買付価格は、普通株式1株につき金1,075円。
買付けを行う株券等の数には、上限及び下限を設定しておらず、応募株券等の全部の買付けを行う。従って、公開買付けの結果次第では、アロカの株式は東京証券取引所の上場廃止基準に従い、所定の手続を経て上場廃止となる可能性がある。
また、今回の公開買付けの完了時点で当該基準に該当しない場合でも、その後、株式交換により、アロカを完全子会社とすることを企図しているので、その場合、所定の手続を経て上場廃止となる。

本日のアロカの株式の終値で計算した、今回の公開買付価格に付されたプレミアムは、119.4%。