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M&Aニュース 2010年

日本賃貸住宅投資法人<8986>とプロスペクト・リート投資法人<8969>が合併契約を締結

2010年3月26日

日本賃貸住宅投資法人(JRH)<8986>とプロスペクト・リート投資法人(PRI)<8969>は合併契約を締結したと発表した。両社は、平成22年2 月26 日に合併に関する基本合意書を締結していた。
合併の効力発生日は平成22年7月1日で、存続会社は日本賃貸住宅投資法人(JRH)。合併比率はJRH:PRI=1:0.75(ただし、PRIは合併と同時に1:4の投資口分割(株式会社の株式分割に相当)をする予定でこれを考慮した合併比率はJRH:PRI=1:3)。

また両投資法人は、資産運用会社の合併も同時に発表した。合併の効力発生日はREIT本体の合併効力発生日と同じ平成22年7月1日。JRHの運用会社であるミカサアセットマネジメントが存続会社となり、PRIの運用会社であるプロスペクトリートアドバイザーズは消滅会社となる。

なお、日本賃貸住宅投資法人(JRH)は合併の効力発生日の前日に主要投資主であるアップルリンゴ・ホールディングス等を引受先とする第三者割当増資を実行し、50億円を調達する予定。

わが国のREITでは物件の信用力だけでなく、スポンサー企業(運用会社)の信用力によってREITの資金調達能力が大きく影響を受けていた。そのためリファイナンスに苦労するREITも多かったが、ここにきてREITの合併や運用会社の譲渡などを通じてREITのM&Aが増加している。

昨年以降の主なREITのM&AとしてはDAオフィス投資法人(大和証券グループが買収)、日本レジデンシャル投資法人(伊藤忠系のアドバンスレジデンス投資法人と合併)、ニューシティレジデンス投資法人(大和ハウス系のビ・ライフ投資法人と合併)、ジョイントリート投資法人(積水ハウスが買収)などがある。