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M&Aニュース 2009年

協和医科ホールディングス<3154>、栗原医療器械店を買収

2009年10月20日

静岡県を中心とする東海地域の医療機関向けに医療機器の卸売を行う協和医科ホールディングス(以下、協和医科)は、群馬県を中心とする北関東地域において医療機器の卸売を行う同業の栗原医療器械店(以下、栗原医療)を完全子会社化することを発表した。

協和医科が栗原医療の全株式1,600株を14億円で取得する。
これにより、栗原医療は協和医科の完全連結子会社となる。

協和医科と栗原医療は、既に平成19年7月、両社が保有する有益な経営資源を相互に活用するため、業務提携の契約を締結し、協和医科で開発した在庫管理ソフトシステムを栗原医療を通じ販売する等の相互協力関係を構築していた。

しかしながら、両社の業務提携後、医療制度改革による診療報酬改正に伴い特定保険医療材料の価格が引き下げられ、医療機関においては、財政悪化からコスト削減の対応として広域に渡る病院の医療機器の共同購入や、より一層の経営効率を図るため病院経営コンサルティング会社が進出して既存商品の利幅が減少するなど、医療卸売業界を取り巻く環境が想定していた以上に急変していた。

このような状況のなかで、医療機器ディーラーの経営は厳しさを増しており、経営基盤の強化が引き続き喫緊の課題であり、合併や業務提携に向けた動きが加速し、生き残りをかけた競争がこれまで以上に激化している。

本提携により、厳しい経済状況の中で、両社の保有する経営資源を相互補完的に活用することにより、強固な経営基盤を確立するとともに、シナジー効果の創出と今以上の成長の加速を通じ更なる企業価値の向上を実現することが狙い。