2020年業界ニュース

2020/09/18
ビーグリー<3981>、ぶんか社・海王社など5出版社を傘下に持つNSSK-CCを子会社化

ビーグリーは、女性向け漫画を中心に出版社5社を傘下に持つNSSK-CC(東京都港区)の全株式を取得し子会社化することを決めた。ビーグリーはコミック配信サービス「まんが王国」を中核事業とする。コンテンツ販売に加え、成長が続く電子書籍市場での事業拡大につなげる。取得価額は約53億円。取得予定日は2020年10月8日。

NSSK-CCが傘下に置く出版社は、連続ドラマ化作品の「義母と娘のブルース」をはじめ優良作品を多数持つという。近年はデジタル出版にも力を入れている。傘下の5社は次のとおり。

①ぶんか社(東京都千代田区。売上高44億8000万円、営業利益8億6900万円、純資産50億4000万円)、②海王社(同。売上高7730万円、営業利益2790万円、純資産8980万円)、③新アポロ出版(同。売上高6000万円、営業利益1500万円、純資産4910万円)、④文友舎(同。売上高5億9300万円、営業利益220万円、純資産2510万円)、⑤楽楽出版(同。売上高4億5800万円、営業利益△741万円、純資産234万円)。