2019年業界ニュース

2019/07
技能実習生の不法残留急増「特定技能」追加で強まる懸念

法務省が外国人不法残留者数とその内訳を公表。それによると、あらかじめ定められた期間を超えて日本国内にとどまる外国人不法残留者は前年から7,669人増加(前年比11.5%増)して74,167人。中でも技能実習生の不法残留は2,452人増加し(同35.5%増)9,366人に上った。今年4月から、新たに「特定技能」が在留資格に追加されたが、在留資格の新設については、不法残留者の増加につながると懸念する声も聞かれる。外国人労働者の受け入れ拡大に伴う、生活支援体制の整備が急務となっている。

● 在留資格別不法残留者数の推移(平成27年~平成31年)

※「留学」には不法残留となった時点での在留資格が「就学」であった者の数も含まれる(平成31年1月1日時点)

転載元

ご意見・ご感想、月刊「ビルメンテナンス」購読をご希望の方は、下記までお問い合わせください。

TEL:03-3543-6852

公益社団法人全国ビルメンテナンス協会サイト:https://www.j-bma.or.jp/