2018年業界ニュース

2018/08
平成29年度「毎月勤労統計調査」発表

厚生労働省は平成29年度「毎月勤労統計調査」結果をまとめた。全産業平均の1か月当たり給与総額は前年度比0.8%増の31万7,844円で2年連続の増加となった。実労働時間数は143時間で6年連続の減少。建物サービス業の給与総額は1.5%増の17万5,608円で前年度の減少から再び増加したが、全産業平均の55.2%と依然として半分程度にとどまっている。常用労働者数は1.7%増。うちパートタイムは3.3%増の52万139人だった。実労働時間は0.3%減の118.8時間で、全産業平均より24時間あまり少なく、建物サービス業の給与が低い一因ともみられる。警備業の給与総額は0.9%増の24万1,368円で前年度の減少から再び増加した。パート労働者数の割合は0.8ポイント増の17.6%と8年連続で拡大。実労働時間は1.9%減の163.5時間だった。

平成29年度の毎月勤労統計給与総額
※1ヵ月当たりの平均金額、ボーナス分も含む。

就労形態の割合

転載元

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