M&A NEWS

2019/03/26

倉元製作所<5216>、自動化・省力化機械製造子会社の倉元マシナリーをシンメイに譲渡

倉元製作所は、自動化・省力化機械製造子会社の倉元マシナリー(宮城県名取市。売上高2億1100万円、営業利益△600万円、純資産△1億1000万円)の保有株式のすべて(保有割合73.5%)を、有価証券の保有・管理会社のシンメイ(愛知県豊田市)に譲渡することを決議した。

子会社の倉元マシナリーは1998年に設立。フラットパネルディスプレー向けガラス基板加工に対する需要減退に伴い、親会社の倉元製作所からの発注量が激減し、業績悪化に陥っていた。譲渡先のシンメイは東北地域で事業拡大を目指している。シンメイに対しては保有株式のほか、貸付債権約4億1000万円を譲渡する。

株式の譲渡価額は194円。ただし、譲渡価額はアドバイザリー費用を差し引く前の金額で、アドバイザリー費用として3000万円をめどに交渉中としている。譲渡予定日は2019年3月28日。

関連情報

M&A案件情報「SMART」SMART

譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。