M&A NEWS

2019/02/18

セーレン<3569>、シリコンウエハー成膜加工のケイ・エス・ティ・ワールドを子会社化

セーレンは、シリコンウエハーの成膜加工を手がけるケイ・エス・ティ・ワールド(福井市。売上高24億円)の株式約55%を取得し子会社化した。

ケイ・エス・ティは1998年設立で、半導体や光デバイス向けにシリコンウエハーの成膜加工サービスを主力とする。とくに光通信部品向け基板では独自開発の厚膜熱酸化膜形成技術 を生かし、世界トップシェアを持つという。近年、MEMS(微小電気機械システム)分野の需要増に伴い、酸化膜上のシリコン単結晶層を形成したSOIウエハーの販売も伸びている。

セーレンは繊維技術をベースに車両資材、ハイファッション、エレクトロニクス、環境・生活資材、メディカルなど多方面に事業展開している。ケイ・エス・ティを傘下に取り込むことで、新たな事業領域の創出につなげる。

取得価額、取得日はいずれも非公表。

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