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国際紙パルプ商事は、紙・包装資材や紙関連製品の卸売り事業を手がける豪Spicers Limited（売上高300億円、営業利益4億7600万円）の全株式を取得し子会社化することを決議した。

Spicersは2000年設立で、豪州に8拠点、ニュージーランドに4拠点を持つ。商業印刷紙、デジタルメディア、ラベル・包装資材、産業用包装材、サイン・ディスプレー消耗部品の卸売りを展開し、オセアニアでトップ企業の地歩を築いている。豪証券取引所に上場する。

国際紙パルプ商事はアジア太平洋での事業展開を重点目標とし、積極的なM＆A戦略の展開を打ち出しており、今回の買収はその第一弾。Spicersとはかねて取引関係にあった。

取得価額は約73億8600万円。取得予定は2019年7月。