M&A NEWS

2015/12/18

損保ジャパン日本興亜ホールディングス<8630>、メッセージ<2400>をTOBで子会社化

損保ジャパン日本興亜ホールディングスは、有料老人ホーム運営のメッセージにTOB(株式公開買い付け)を実施し子会社化すると発表した。成長分野と見込む介護事業の規模拡大や事業の効率化が目的。現在の持ち株比率は3.5%(間接保有分含む)。TOBは2段階で実施し、1回目の買付代金は最大233億円となる。メッセージはTOBに賛同している。メッセージのジャスダック市場への上場は維持する。

1回目のTOBは、筆頭株主で創業者の資産管理会社の東畦商事や創業家一族が所有する株式34.69%の取得が目的。買付価格は1株につき2500円で、TOB公表前営業日の終値2354円に対して6.2%のプレミアムを加えた。買付予定数の上限は933万6400株(所有割合46.50%)で、下限は696万4800株(同34.69%)。買付期間は2015年12月21日~2016年1月25日。決済の開始日は1月28日。公開買付代理人はみずほ証券。

2回目は一般株主が対象で、買付価格は1株につき3500円と1回目より1000円高い水準に設定した。TOB公表前営業日の終値に48.68%のプレミアムとなる。買付予定数の上限、下限は設定しない予定。買付期間は1月29日~2月29日。

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