M&Aニュース

ニッポン高度紙工業は、フィリピンでパルプの製造販売事業を展開するAlbay Agro-Industrial Development Corporation（ALD、マカティ。売上高24億円、営業利益4170万円、純資産8億5100万円）の全株式を取得し子会社化することを決めた。

ALDは1974年設立。丈夫な繊維からなるマニラ麻を原料とする非木材パルプを主力とし、日本や欧州に供給している。ニッポン高度紙工業はALDを取り込むことで、セパレーター事業における原料を安定的に調達することが可能となる。

取得価額は約11億900万円。取得は2回に分けて実施される。2015年8月7日に株式40％を取得したのち、残り60％を10月に取得する。