M&A NEWS

2014/08/12

プラネックスホールディング<6784>、MBOで株式を非公開化

プラネックスホールディングは、MBO(経営陣による買収)により株式を非公開化すると発表した。同社の久保田克昭会長がMBOを目的に設立したAMK(東京都世田谷区)がTOB(株式公開買い付け)を実施する。プラネックスHDはパソコン周辺機器や中古車販売の不振により、業績の悪化が続いている。今回のMBOは、株式を非公開化した上で意思決定を迅速化し、抜本的な事業構造改革に取り組むのが狙い。買付代金は最大15億9000万円。プラネックスHDはTOBに賛同している。

現在プラネックスHDの株式は、久保田氏が全株式を所有するドリームイメージズ(東京都世田谷区)が約53%、久保田氏が約12%を所有しており、MBOにより残りの34.87%を取得する。TOBが成立すればプラネックスHDのジャスダック上場は廃止となる見込み。

買付価格は1株につき600円。TOB公表前営業日の終値421円に対して42.5%のプレミアムを加えた。買付予定数は265万792株で、下限は所有割合17.44%にあたる132万5400株。買付期間は2014年8月13日から9月25日まで。決済の開始日は10月2日。公開買付代理人はみずほ証券。

関連情報

M&A案件情報「SMART」SMART

譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。