M&A NEWS

2014/07/25

日立化成<4217>、鉛蓄電池メーカーの台湾神戸電池を子会社化

日立化成は、台湾で鉛蓄電池の製造・販売を手がける台湾神戸電池股份有限公司(台北市。売上高242億円、営業利益14億円、純資産94億円)の株式約26%を取得し子会社化すると発表した。現在、子会社の新神戸電機(東京都中央区)が台湾神戸電池の株式27.1%を所有し、持ち分法適用関連会社としている。日立化成が今回株式を取得することで、グループとして約53%の株式を所有することになる。

台湾神戸電池は無停電電源装置(UPS)向けをはじめとする産業用鉛蓄電池を製造・販売しており、営業拠点を中国、台湾、米国、オランダに、製造拠点を中国、台湾、ベトナム、フィリピンに持つ。日立化成は同社を子会社化することでグローバルな営業・生産拠点を活用した機動的な経営・事業運営を図り、蓄電デバイス事業の強化・拡大を目指す。

取得価額は未確定。取得予定日は2014年11月下旬。

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