M&A NEWS

2013/11/12

日本電子<6951>、計測装置製造会社のJEOL RESONANCEを子会社化

日本電子は、核磁気共鳴装置・電子スピン共鳴装置等の製造販売事業JEOL RESONANCE(東京都昭島市。売上高57億4000万円、営業利益△2億1000万円、純資産22億5000万円)の株式を追加取得し、子会社化することを決議した。株式保有比率は49.1%から74.95%に高まる。産業革新機構(東京都千代田区)とジャパンスーパーコンダクタテクノロジー(神戸市)から取得する。

日本電子は、世界No.1のハイエンド理化学・計測機器と最適ソリューションをグローバルに提供し続けることにより、更なる収益率の向上と財務体質の強化を図っている。一方、JEOL RESONANCEは、2011年に日本電子核磁気共鳴装置、電子スピン共鳴装置、それらの付属装置に係る当社の研究開発・製造・保守事業を分社化して設立。その際に産業革新機構とジャパンスーパーコンダクタテクノロジーから出資を受けた。

今回の完全子会社により、JEOL RESONANCEが実施してきた製品開発と業務改善の成 果を継承し、両社の事業面や財務面等におけるシナジーを実現させ、日本電子としての競争力、収益力、企業価値の向上を図る。

取得価額は15億2000万円。取得予定日は2013年12月25日。

関連情報

M&A案件情報「SMART」SMART

譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。