M&A NEWS

2012/10/15

ソフトバンク<9984>、米携帯電話会社のスプリント・ネクステルを買収

ソフトバンクは米国の携帯電話会社のスプリント・ネクステル・コーポレーション(スプリント、カンザス州オーバーランドパーク。売上高約2兆6400万円、営業利益84億6000万円、純資産8960億円)を買収することで合意したと発表した。約1兆5700億円(約201億ドル)を投じてスプリントの株式70%を取得する。買収完了は2013年半ばの見通し。

ソフトバンクグループは世界最大級の「モバイルインターネットカンパニー」として事業基盤の確立を目指す。買収により移動体通信事業の売上高は世界3位となる。ソフトバンクはまず、スプリントが発行する転換社債を約2430億円(31億ドル)で引き受ける。スプリントの株主総会決議と米監督官庁の承認後、米国の持ち株会社を通じて約1兆3300億円(170億ドル)を追加出資する。取得総額のうち、約9460億円はスプリントの株主に支払われ、約6240億円はスプリントの財務体質強化に使われるという。

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