M&A NEWS

2009/02/17

ケアネット<2150>、医薬品卸組合との資本提携を強化

ケアネットは、医薬品卸の投資事業組合であるケアネット・イノベーション投資事業有限責任組合との資本提携を強化すると発表した。ケアネット・イノベーションがTOB(株式公開買い付け)により同社株式を追加取得し、現在0.64%の出資比率を20%を上限に引き上げる。

ケアネット・イノベーション投資事業有限責任組合は医薬卸関連企業9社が作る「葦の会グループ」のうち3社を有限責任組合員とした投資事業有限責任組合。ケアネットと葦の会はそれぞれの強みであるインターネットチャネルとMS(医薬品卸の営業担当者)を活用した人的チャネルを相互補完的に活用することで、診療所開業医市場における事業機会の拡大が期待できると判断し資本関係を強化することとした。

買付価格は1株あたり5万7000円で、公表前営業日の終値2万7800円に対して105.04%のプレミアムを加えた。買付予定数は1万430株で、買付総額は5億9400万円。買付期間は2009年2月18日から3月17日まで。決済の開始日は2009年3月26日。

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