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業界ニュース 2017年

2015年の賃金構造基本統計調査:厚生労働省

清掃員給与3年ぶり減少

2017/06 発行

 厚生労働省は、2015年の「賃金構造基本統計調査」結果をまとめた。それによると、決まって支給する給与額はビル清掃員が3年ぶりに減少したものの、警備員は前年の減少から再び増加した。ボイラー工は2年連続の減少となった。

 この調査は労働者の賃金実態などを明らかにするもので、従業員数10人以上の民営事業所を対象に6月時点の給与額、年齢、労働時間などを1948年から毎年、調査している。

 2016年の調査結果によると、全産業の労働者数は前年比3.0%増の2,306万9,790人で2年連続の増加となった。平均年齢は前年より0.1歳下降の42.2歳で、久々にやや若返った。決まって支給する1ヵ月当たりの給与額は0.1%増の33万3,700円で3年連続の増加となった。男性は0.2%増の37万900円、女性は1.2%増の26万2,700円で、ともに3年連続の増加となった。

 ビル清掃員の労働者数は前年比16.4%減の7万4,750人で前年の増加から再び減少した。平均年齢は前年より0.1歳下降の52.2歳で、前年の上昇から再び下降した。男性は0.5歳下降の48.5歳、女性は0.7歳下降の55.6歳で、ともに前年の上昇から下降した。引き続き女性のほうが高い。所定内労働時間数は1.8%増の168時間で、前年の減少から再び増加した。決まって支給する給与額は3.6%減の19万円で3年ぶりに減少した。男性が4.5%減の21万2,700円と3年ぶりに減少したものの、女性は1.8%増の16万9,000円で2年連続の増加となった。

 警備員の労働者数は26.8%増の19万5,440人で4年ぶりに増加した。平均年齢は前年より0.4歳下降の49.5歳で3年ぶりに下降した。男性は0.2歳下降の50歳、女性は4.1歳下降の40.5歳で、ともに3年ぶりに下降した。所定内労働時間数は0.6%増の171時間で前年の減少から再び増加した。決まって支給する給与額は3.9%増の23万8,400円で前年の減少から再び増加した。男性は3.8%増の24万200円で前年の減少から再び増加し、女性は8.0%増の20万3,700円で2年連続の増加となった。

 ボイラー工(男性)の平均年齢は3.9歳上昇の52.7歳で3年ぶりに上昇した。所定内労働時間数は0.6%減の164時間で4年ぶりに減少した。決まって支給する給与額は2.0%減の27万6,200円で2年連続の減少となった。

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