M&Aニュース

サイバーエージェント、3Dスキャニング技術を保有するAVATTAを完全子会社化

サイバーエージェントは世界有数の3Dスキャニング技術を保有するAVATTAの発行済株式の全株式を取得すると発表した。 買収額は非公開。AVATTAは、最先端のフォトグラメトリーシステム(被写体を複数のアングルから撮影した2次元画像の静止画から、テクスチャを含む高精細な3Dオブジェクトを作成する技術)を用いた、3Dコンテンツおよび関連映像の制作会社。 サイバーエージェントは同社を買収することで、企業のマーケティング活動に貢献する次世代型3DCG動画広告配信の実現を目指していくようだ。

AVATTA創業者で社長の桐島ローランド(本名:桐島象太郎)氏は1968年横浜生まれ。 ニューヨーク大学・芸術学部写真科を卒業後は写真家、マルチクリエイターとして活動し、2014年5月に同社設立。買収後も同社社長は継続するとのこと。

ここまでの資本政策は明らかではないが、デジタルコンテンツの開発等を行っているアタリが同社株式を所有していたようだ。