社長メッセージ

徹底的に人と向き合い、声を聞きます。

Profile

代表取締役社長 荒井 邦彦

1970年 千葉県生まれ一橋大学商学部卒
1993年 太田昭和監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)入社。
財務デューディリジェンス、株式公開の支援などの業務を経験。
1997年 当社設立
2016年6月に同社株式を東証マザーズに上場、翌年6月に東証一部へ市場変更
2022年3月に一般社団法人M&A仲介協会の代表理事に就任
2022年4月に東証プライム市場へ移行

ストライクは何をしている会社か?

ストライクは、M&Aを通じて「仲間づくり」をしている会社です。

1社ではできないことが、2社がいっしょになればできるようになる。これが、M&Aの本質的な価値です。たとえば、「後継者がいない、自社だけではどうにもならない」という会社と、「イノベーションを起こしたいが、自社だけでは難しい」という会社が、2社がいっしょになることで、双方とも「できなかったことが、できるようになる」。M&Aによって、売り手も買い手も次の展開に進むことができます。

実はこれは、“群れ”をつくるという人間(ホモサピエンス)の習性でもあります。ひとりひとりの力はとても小さいけれど、“群れ”をつくり、さまざまな人が協力し合うことで、大きなことができるようになる。生物界の頂点に立つことができたのも、人間に“群れ”をつくる習性があったからです。

会社と会社も同じこと。得意なことが違う2つの会社が力を合わせれば、倍以上の力が発揮できます。生産性が上がり、給料が上がり、安価で高品質な商品・サービスを提供でき、そこに関わる人たちが経済的に豊かになります。

こう考えてくると、ストライクは、“群れ”をつくるという人間の最大の特長を現代に生かし、「できないことを、できるようにする」ための「仲間づくり」をしている会社だと言うことができると思います。

「仲間づくり」は世界を変えるか?

世界を変える仲間をつくる。これが、ストライクのミッションです。

ここで言う「世界」とは、もちろん「全世界」という大それた意味ではありませんが、M&Aに直接関わる人たちの「世界」だけでなく、もう少し広がりを持って捉えたいと思っています。

「世界」は、いろんなコトバに置き換えることができます。たとえば、「地域を変える仲間をつくる」。ひとつ、具体例をお話ししましょう。

島根県のある会社が、地域社会に貢献しようとプロバスケットボールチームを創設しました。しかし、リーグに所属するチームの多くは大企業を親会社に持ち、強化費ひとつとっても明らかな差がありました。地域のためにチームをもっと強くしたいが、自社だけでは限界がある。そんな思いから、ストライクに相談がありました。

M&Aが成立し、チームは大手企業に売却されました。その結果、いい選手が入ってチームは強くなり、体育館には立派なモニターが設置されてプロスポーツとしてのエンターテイメント性も強化され、ファンも増え、地域の人々もたいへん喜んでくれました。ストライクは、このM&Aを通じて、「島根を変える仲間をつくる」ことができたと感じています。

ストライクはM&Aの会社で、お客様の要望に応えるのが仕事ではありますが、「M&Aを手段として何を実現するのか?世の中にどんな貢献をしていくのか?」を意識するかしないかで、やりがいも、仕事の質も、ストライクという会社の価値も、大きく違ってくると思っています。

ストライクと日本の未来

日本の未来を考えたときにも、「仲間づくり」がとても大切ではないかと思います。

日本の大きな課題のひとつは、人口の減少です。このままでは需要も供給も減って経済が縮んでしまい、国のお金も足りなくなってくるでしょう。今以上に「生産性を上げること」が重要で、その有効な方法が「仲間をつくること」なのは間違いありません。

生産性を上げるためには「イノベーション」も必要になりますが、「1社ではできない新しい技術を、2社、3社がいっしょになって実現できるようにする」ことも、M&Aの役割です。

「地方創生」もM&Aの得意とするところです。前述したプロスポーツの振興のような大きな話ばかりでなく、街のパン屋さん、本屋さんのような小規模事業者の事業継承も、これから活発になってくるでしょう。たとえば、都会にいる若い人材が、地方に行って自分で事業をやりたいというとき、ゼロからではなく、誰かの後を継いでやり始める。そんな地方支援も、M&Aでできることです。

事業継承、選択と集中、イノベーション、新しいネットワーク、新しい挑戦・・・高い志を持つベンチャー企業との出会いも増えています。このような「日本の未来を変える仲間づくり」も、ストライクの使命だと考えています。

M&Aは、人の想いでできている。

世界を変える仲間をつくる。このミッションを実現するために、どんな人材が必要か?まず、私たちが大切にしている価値観についてお話ししたいと思います。

M&Aは、人の想いでできている。この一言が、ストライクの価値観をよく表しています。M&Aは企業の合併・買収を意味し、マネーゲームのような冷たいイメージが先行することもありましたが、実際にM&Aを動かしているのは「人の想い」です。企業を生み、育ててきた経営者の誇り、ビジネスを精力的に拡大しようとする挑戦者の情熱、共に働く仲間である従業員や株主の期待・・・そうした人々の想いこそ、M&Aの本質です。

「人の想いでできている」から、M&Aには、ひとつとして同じものはありません。同じ業種、同じ規模、そっくりに見える会社でも、意思決定する方の考え方が違えば、まったく違うM&Aになります。そこが凄くおもしろい。私など、この仕事についてもう25年になりますが、いまだに新しい発見があり、飽きることがありません。

私たちの仕事は「コンサルティング」と呼ばれていますが、実際にやっていることは、経営者の想いに寄り添い、意思決定を補助する「カウンセリング」に近いとも言えます。

よく言われることですが、M&Aは結婚に似ていて、ちょうど“マリッジブルー”のように契約直前でお客様の気持ちが揺れてしまうこともあります。その気持ちに寄り添ってあげられるかどうか?そういう場面での対応力が重要になります。また、ストライクは、女性比率がまだ少ないのですが、女性の方にも、ぜひ検討してみて欲しいと思っています。

ストライクは、どんな仲間を求めているか?

この仕事にどんな人が向いているか?どんな人材が欲しいか?と言うと、私たちは「ATM」と呼んでいるのですが、「明るく、楽しく、前向きに」。これにつきます。

お客様は経営者の方が多く、会社の売り買いに伴う意思決定を補助するわけですから、たいへんなのは当たり前です(「激務」というのとは、少し違うと思います)。神妙な話になることもありますし、困難な状況にも直面するでしょう。そのたびに、暗くなっているようではいけません。明るく、楽しく、前向きに。自分自身の仕事を楽しみながら、「お客様の想い」に寄り添っていくことが大切です。

でも、そうやってたいへんな状況を乗り越えて、M&Aが成立したとき、ビフォーアフターで劇的に、まさに世界が変わります。未来が拓け、心から喜んでいただけます。その姿を見て、私たちも本当に、本当に感動します。

明るく、楽しく、前向きに、世界を変える仲間をつくる。

これがストライクです。皆さんといっしょに仕事ができる日を、楽しみにしています。