M&A事例ライブラリ95
M&A市場SMART™掲載企業〔情報ID: SS0238〕板金加工の株式譲渡が成約致しました。
2009年9月
オーナー社長の病気療養に伴う株式譲渡
I社は関東地方の某県で板金加工業を営んでいた。創業者で社長のHさんが35年前に設立し、以来堅実経営を心がけ、得意先からの信頼も厚かった。
業績もこの不況下にありながら堅調で、実質的には無借金の優良企業であった。
しかし、H社長が大怪我で長期療養が必要な状態になり、経営に不慣れなご家族が何とか会社を切り盛りせざるを得ない状況が続いていた。足元は堅調ながら、先行きに不安を抱えながら経営に当たるのはやはり精神的な負担で、ふとしたきっかけからH社長のご家族は株式譲渡を検討することとなった。
複数の会社に打診をするも、譲り受け先となる会社もM&Aには慎重姿勢の会社が多く、相手先探しは難航した。それでも諦めずに探索活動を継続したところ、同じ県内の人材派遣会社、F社が買収候補先として名乗りを挙げた。人材ビジネスだけでなくもモノ作りの機能とノウハウを取得するのが狙いだという。
契約にいたるまでに生産設備の瑕疵担保に関してI社とF社の間で若干の調整があったものの、最終的にはI社の経営内容が優良であったことが決め手となり、ほぼH社長のご家族の希望通りの条件でM&A(株式譲渡)が成立した。
「肩の荷が降りてホッとしました」 ご家族は引継ぎが終わったら少しゆっくりしたいという。
一般的に製造業を取り巻く経営環境は厳しい。そんな中でも、諦めなければM&Aで良い結果につながるのだということが証明できたと思う。
参考
| 譲渡会社の概要 | |
|---|---|
| 事業内容 | 板金加工 |
| 所在地 | 神奈川県 |
| 買収会社の概要 | |
|---|---|
| 事業内容 | 人材派遣・業務請負 |
| 所在地 | 神奈川県 |
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