M&A事例ライブラリ94
M&A市場SMART™掲載企業〔情報ID: SS0256〕自動者部品加工の株式譲渡が成約致しました。
2009年8月
非中核事業(自動車用アフターパーツ製造)からの撤退
自動車部品のリペアを営むA社は創業50年の老舗企業。高度成長期とともに歩み会社の内容は良好であった。数年前に創業オーナーが他界し、現在は2代目の a社長が継いでいた。
a社長は「親父の時代は、黙っていても仕事が入ってきた。しかし、これからは違う。同業他社との価格競争は激しく、新規顧客の獲得もままならない。自分のような中小企業が生き抜いていくには、経営資源を集中して、競争力を高めなければならない。」と常々言っていた。そこで、本業のリペア事業とカラーの違う『自動車部品のアフターパーツ』の製造販売を営むB社(子会社)の譲渡を決断した。
B社が製造するアフターパーツは、車好きなら誰もが知っている有名ブランド。利益はしっかり出しているが、A社グループ全体から見ると、毎年の広告費が重荷となっていた。
一方、買収したのは西日本で自動車の販売業をメインに、子会社にレーシングチームを保有している会社。このレーシングチーム(車)を広告塔にして、B社のアフターパーツを販売するというシナジー効果を見込んで、B社への投資を決断した。
最終契約を終えてa社長が言った「100年に一度の不況といわれる中で、M&Aを成約させることができて安心した。正直、親父の育て上げた事業を譲渡するのは悩んだが、瀬に腹は返られない。次に大きくジャンプするために、一度屈んで力を蓄えることも大切だと考えている。」という言葉が印象的であった。
参考
| 譲渡会社の概要 | |
|---|---|
| 事業内容 | 自動車部品製造業 |
| 所在地 | 関東 |
| 買収会社の概要 | |
|---|---|
| 事業内容 | 自動車小売業、レーススポンサー |
| 所在地 | - |
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