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M&A事例ライブラリ68

M&A市場SMART™掲載企業〔情報ID: SS0226〕運送業の株式譲渡が成約致しました。

2008年1月

厳しい環境下での譲渡。双方がWin-winとなるM&A

H運送は都内の営業所を拠点として、40台の車両 (トレーラー5台、大型車10台、中型車15台、小型車10台) を保有している業暦約60年の運送会社である。現社長の父が創業者として事業を始めたものだが、創業者は20年前に亡くなったため、現社長が跡を継いで経営を行ってきた。

現社長も60歳を過ぎて健康上の不安があったため次世代へのバトンタッチを考えたが、運行管理ができる社員や営業の第一線で活躍している社員はいたが、経営全般を任せられる社員は残念ながらいなかった。唯一の相談相手である一人息子にも相談したが、息子は別の事業を行っていたためH運送に戻ってくることはできなかった。

運送業界はガソリン価格の高騰など厳しい環境におかれており、H運送もコスト上昇が収益を圧迫している状況であった。

H運送の今後の運営について悩んでいた現社長は、地元の金融機関に相談したところ、会社を譲渡し、事業を承継・発展する「M&A」という方法があることを知り、金融機関の紹介でストライクと面談することになった。

ストライクの担当者と綿密な打ち合わせの上、M&A市場SMART™に情報掲載したところ、同業者を中心に十数社から問い合わせがあり、交渉の結果、最も好条件を提示したT運輸がH運送を譲受け、運営していくことになった。

今回買い手となったT運輸は東海地方において同じく運送業を営んでおり、かねてからM&Aによって東京に拠点を作り、スピーディな事業の強化・拡大を考えていた。そこで40台のトラックを有するH運送をグループ化し、都内の営業拠点とすれば経営戦略上メリットがあると考え、買収に名乗りを上げた。

H運送の業績は厳しい状況であったが、東京に拠点のないT運輸にとってH運送の商圏は魅力的であった。また、安定した顧客基盤の確保を図るとともにT運輸の経営ノウハウをH運送に活かしていくことにより、H運送の業績は改善できるとT運輸は考え、H運送はT運輸のグループの一員として新たな一歩を踏み出すこととなった。

参考
譲渡会社の概要
事業内容 運送業
所在地 東京都
買収会社の概要
事業内容 運送業
所在地 愛知県

本件M&A事例についてのお問い合わせは担当: 玉置 まで