M&A事例ライブラリ40
M&A市場SMART™掲載企業〔情報ID: SS00177〕体育施設の設計・施工の株式譲渡が成約致しました。
2006年2月
2代目社長、事業運営に対しての熱意が冷めて
K社はグラウンド、テニス場等のスポーツ施設の設計・施工・管理に豊富な実績とノウハウを持ち、民間企業や学校法人等に多くの顧客基盤を有している企業であった。市場の縮小傾向に伴い近年は売上が減少していたが、財務内容は極めて良好であった。創業者が他界した後、子息である2代目社長が経営を引き継いでいたものの、2代目ゆえか事業運営に対しての熱意が冷め、誰か意欲ある優秀な経営者に事業を託したいと考えるに至っていた。
一方、T社は企業の管理部門 (経理・総務・人事) 向けに総合サービスの提供を標榜し、事業拡大をしている企業である。
K社とT社の幅広い顧客層とサービスを合わせることで、安定した顧客基盤の確保が図れるとともに、福利厚生施設サービスへ新規参入し、サービスメニューの拡大につなげたいという目的から、K社の株式を100%譲り受けたもの。
あとがき
2代目社長がM&Aを決断されるケースが多くなっています。実際、承継する事業が興味のある事業、ご本人のやりたい事業であればよいのですが、そういったことは極めてまれなケースだと思われます。なんというか敷かれたレールの上を歩いていくような感覚があるのだと思います。今回もまさにそういった悩みを抱えた2代目社長の決断でした。創業者と同じ熱意を持って事業を発展させる、もしくは第二創業をするくらいの意識を持ち続けるというのもとても大変なことです。財務内容の良いうちに熱意のある経営者に事業を託すというのもひとつの立派な経営判断です。
参考
| 譲渡会社の概要 | |
|---|---|
| 事業内容 | スポーツ施設設計・施工・メンテナンス |
| 所在地 | 東京都 |
| 買収会社の概要 | |
|---|---|
| 事業内容 | 企業の管理部門への総合サービス業 |
| 所在地 | 東京都 |
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